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採取年月日:2007年08月 |
国指定 史跡 スクモ塚古墳 指定 昭和十六年十二月十三日 スクモ塚古墳は古墳時代の五世紀初め頃に益田地方を 治めていた首長の墓として、四塚山古墳(下本郷町)、 大元一号墳(遠田町)につづく時期に築造されてものと 考えられ、石見地方を代表する大型古墳です。 これまで全長一〇〇mに及ぶ前方後円墳といわれてき ましたが、最近は造出し付きの大型円墳と方墳が隣接し たものと考えられています。 円墳は直径約五六m、高さ約七mの二段築成で、墳頂 部には広い平坦面があり、墳丘の表面には葺石が全面に 施され、周囲には円筒埴輪が巡らされていました。 北側に延びる造り出し部分は縦約一七m、横約一五mで 高さは約二、五m、その両側に従臣のものと思われる小 さな陪塚(円墳)がありましたが、今はほとんどその原 形を失っています。 また、この古墳の北側に隣接している方墳は一辺一〇 〜一二m、高さ一、五mの大きさです。 平成十年三月 益田市教育委員会 |