新潟・北陸遠征取材報告
>2003年4月26日〜27日
(新宿→[快速ムーンライトえちご]→新潟)

従来使用されていた急行型の165系電車ではなく、特急型の485系電車でした。
乗り心地は・・・以前とあんまり変わっていないような気が・・・(汗)
(編成は、新潟(1号車)←クハ481-1030・モハ484・485-1021・484・485-1042・クロハ481-347→新宿(6号車)
ちゃんとヘッドマークが用意されていた。 ちょっとかわいいフォント(笑)

早朝5時ごろに新潟到着。さすがにこの時間はバスが走っていない。
仕方ないので新潟市街をしばし徘徊(笑)
乗る予定のバスが来るまでまだ1時間以上開いているので、駅前に戻ってロイヤルホストで優雅に朝食(笑)


(万代シティバスセンター→[新潟交通・水原行き]→山二ツ)

山二ツへアクセスできるバスは多数存在するので、ひとまず新潟鐵工所行きのバスの時間だけ控えてきたけど
それより早くに別のアクセス便である水原行きが来たので、それに飛び乗る(笑)
「みずはら」と読むものだと思っていたら、実は「すいばら」が正解でした。
ほら、地元出身の水島新司氏の漫画に水原勇気ってキャラがいたじゃないデスか〜(苦しい言い訳)
路線の風景などは特に面白くなかったデス(爆)
10分ちょっとで山二ツに到着。バス停ポールは道路に対し直角に配置されているので撮影しづらい。

セブンイレブン新潟山二ツ店のレシート(念のため修正) 
バス停前のコンビニでリポDを購入。山二ツ店来店記念のレシートをゲット(笑)

山二ツから山二ツ大曲バス停まで徒歩。この二つの間にある盲学校入口停留所は、山二ツのスグ近くでした。
さすがにバス便が多く、大曲に到着し撮影を終えた瞬間に駅方面行きのバスが到着(^^)
このまま万代シティバスセンターに直行〜ッ(笑)
ここで、私はある重大な間違いに気付く…! 知らなかったとはいえ恥ずべき間違いに…


バス停マニアがバスターミナルの名前を間違えるとはぁ〜ッ!!!


実際の車内放送
さあ、皆も一緒に発音してみよう!! さんはい!

「次は終点、万代スィティ〜 バスセンター前。万代スィティ〜 バスセンター前でございます。」

「万代スィティ〜 バスセンター前」(笑)

(万代スィティ〜バスセンター→[新潟交通・ときめき経由 大野行き]→ときめき)

山二ツアクセスが予定より早く終わったので、ときめき経由のバスが来るまでしばし撮影。
三菱ニューエアロスター(以下NAS)が結構多いな〜と思って撮影をしていると、彼方からエルガの香りがッ!(笑)

エルガたん、来たーーーーーー(*^▽^*)ーーーーーーッ!!(笑)

新潟交通のエルガ 
新潟交通のエルガ。確認できた範囲では、クーラーは二種類あった。

興奮覚めやらぬままバスの到着時刻が迫って来たので、バスのりばに向かう。
ときめき経由の大野行きが到着。本当に行先表示に「ときめき経由」と書いてあった(笑)

途中、新潟交通電車の線路跡と併走する区間があり、哀愁を誘う・・・
程なく、ときめきに到着。 降りるとき運転士氏にときめき駅の跡地について尋ねる。
到着直前に踏み切りの跡地を通ったとのことなので、その辺りを重点的に調査することにした。



見つからなかったよ・・・。・゚・(つД`)・゚・。
ときめき周辺は区画整理されていたため、線路跡自体わからなくなっていました

戻ってくるバスに乗車し、万代スィティ〜バスセンターに戻る。
まあ、バス停写真さえ撮れれば文句はないので(笑)


(新潟→[越後線・吉田行き]→吉田)

JR東日本名物である使い捨て電車“走ルンです”シリーズであるE127系初乗車(笑)
元祖“走ルンです”の209系と同じ音がすると思っていたら、京急1700形と同じ音でした。
途中の巻駅で女子高生軍団が大挙して乗車。イッキに車内がにぎやかになる。

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

ダメだ・・・
巻といえば超絶狭隘路線として世界的に有名な“角田山周遊登山バス”というイメージしか湧かない…
巻から乗車したというだけで、彼女らが狭隘路線マニアにしか見えない・・・(核爆)

角田山周遊登山バスの影響力ってスッゴイなぁ! いや、単なる偏見か・・・(笑)
ちなみに、「巻」の他には「じょんのび」という単語を聞いただけでピクッと反応します。
これも角田山周遊登山バスの影響デス。 さすがは世界に名だたる狭隘路線ッ!!

ちなみに次の目的は、吉田駅からA穴(難読バス停)を取材することなので
休日2便のみのA穴アクセスバスの時間に合わせるため、角田山は後回し・・・


(吉田駅前→[新潟交通西・岩室行き]→A穴)

電車は定刻に吉田駅に到着。 駅前に巡回バスのバス停ポールがある。

吉田町巡回バス停留所 競輪貸切
イラストはかわいいけど、絵の配置が絶妙に変。 こういうシュールなものは大好きデス(笑)
駅前を見渡しても他のバス停ポールが見当たらないので、近くに乗り場かバス待機所がないか探す。
すると、駅からちょっと離れた所に・・・いたいた(笑)
行先表示には「競輪貸切」という謎の表記がありました。
撮影直後に駅方面に発車したので追いかけると、駅前のバス停に停まった…

駅前にバス停あるじゃん!(笑) 周りの風景に溶け込んで見失ってたよ!(笑)
どうやらこのバスは弥彦競輪へ行く無料シャトルバスのようで
駅前の酒屋からそれらしい乗客が大勢乗りこんだ。

バス停を確認すると、到着時間まですこし余裕があるので
入線してくる当該バスを遠方から撮影するために駅前通りでカメラを構えて待つ。

と思ったら駅前通じゃない方からバスが来てスッと停車。完全に裏をかかれた(笑)

バスは新潟交通西の三菱MJ系列で、トップドア仕様の小型でした。
新潟交通西? あれ?? 新潟交通西で合ってるよなぁ・・・?

新交西貸切バス 
側面にデカデカと「Shinko Nishi」
正面と後面に堂々と「新交西貸切バス」って書いてあるんデスけど(爆)

ちなみに、「新交西貸切バス」は「新潟交通西」の旧社名デス。
路線バスを運行しているのに何故か「貸切バス」… う〜ん…、謎だ…(笑)

とりあえずバスに乗りこんで運賃を確認して発車を待つ。
運転士氏にどこまで乗るか尋ねられたので、「A穴までです」と答える。
乗客は私一人のみ。この時期この時間にこの路線に客が乗るのが珍しいのだろう。
定刻まで誰も乗ってくる客もなく出発。 なるほど、確かに「貸切バス」だ(←失言)

車内を見渡すと、ある異変に気付く。 路線バスに必ずあるはずのものがないのだ。
それは降車ボタン・・・。

待てよッ!? 私は発車前に目的地を運転士氏に告げたッ。
そして降車ボタンのないバス・・・ 嫌な予感が走るッ!!

車内放送「ピンポンパン♪ 次は、吉田下町、吉田下町でございます

車内放送「ピンポンパン♪ 次は、吉田神明町、吉田神明町でございます

車内放送「ピンポンパン♪ 次は、吉田幸町、吉田幸町でございます

車内放送「ピンポンパン♪ 次は、平野、平野でございます
…次だッ!





キキ〜(バスが停まる音)




プシュー(ドアの開く音)




運転士氏「ハイ、お待たせしました〜。」






ギャーッ!!

車内放送! 車内放送〜ッ!!

走り去るバスを見送ってしばし茫然自失(笑)
こんなことなら、一つ先の夏井まで乗ると言っておけばよかった…。・゚・(ノД`)・゚・。

A穴 
ちなみに、A穴バス停は見ての通りメッチャ低かったデス。
バス停の前で正座をしないと時刻表が読めません(笑)

仕方ないので歩いて駅まで戻る。足取りも自然と重くなる…


(吉田→[越後線・新潟行き]→巻)

駅前のコンビニでタオルとアイスを買い、駅の洗面所で顔を洗ってアイスで気分転換。
これで何とか元気を取り戻す。 我ながら単純な人間である(笑)

予定より一本前の電車が駅に入ってきたのでそれに乗る。今度は115系だった。
吉田から巻へはスグなのでドア付近に立って乗車。あっという間に巻に到着。


(巻駅前→[新潟交通西・角田山周遊登山バス]→巻駅前)

駅前のバス乗り場に行くと、ちょうどバスが発車するところだった。
行先を確認すると、じょんのび館経由 浦浜行きだった。
いきなりの「じょんのび」攻め(?)に過敏に反応(笑)

じょんのび べんち 
バス待合所のベンチも「じょんのび べんち」… これにも過敏に反応(笑)
待合所横の待機スペースにバスが一台停まっていた。
新潟市中心部でよく見かけたタイプの銀色赤屋根仕様の三菱MJ系列。
行き先表示を見ても真っ白だったので回送か待機かなと思っていたら
行き先表示機の下に張り紙があった。 書いてある字を見てみると…

角田山周遊登山バス 
「角田山周遊登山バス」

来てたーーーーヽ(▽^*)メ(^▽^*)人(*^▽^*)人(*^▽^)メ(*^▽)ノーーーーッ!!(笑)

一本前の電車に乗れたお蔭で、乗る予定だった最終便の1つ前の登山バスに間に合いました(笑)
乗客は私の他には地元の方と思われるオバチャンが一人でした。
運転士氏と談笑しているので、内容を確認してから話の輪に加わる(笑)

どうやら昨日は1日5便で乗客3人だけだったけど、今日は第3便までで10人超えたらしい。
運転士氏が担当した今シーズンの分でバスマニアの乗客は私が初めてらしい。
運転士と乗客が力を合わせて違法駐車を排除したという伝説を話題にすると大爆笑。
でも、今年のGWはまだ違法駐車が多くないとのことでした。ちょっと残念。(ぉぃ

駅から山までは広い道を快調に飛ばします。登山目的のバスなので、途中バス停は全て通過。
最初の登山口である稲島(とうじま)からバスは山を一周します。ここから狭隘区間の始まりデス。

角田山周遊登山バス 
うッ!確かに狭い・・・!
でも、この位の狭さなら他の路線で何度か経験済みなのでまだ怖くないッ(といいつつ震える足 笑)

角田山周遊登山バス 
途中でまた広い道に合流し快調に飛ばす。う〜ん…快適快適(^^)

角田山周遊登山バス 
広い道をしばらく進むと分れ道に差し掛かる。常識で考えると広い道を真っ直ぐ進むけど…
ここは天下の角田山! 当然のように狭い峠道方面(右)に向かってウインカーを灯します(笑)

ここから海岸付近まで続く五ヶ峠がホントに素晴らしいッ!!
バス路線付きの道路地図をご覧になればおわかりかと思いますが、
広いバイパス道路のトンネル上をウネウネ続く細い峠道に路線が敷かれています。
噂通りの超絶狭隘っぷりでした。下手なジェットコースターよりもよっぽど恐ろしい(笑)
五ヶ峠の狭隘区間1

ただ、以前乗った高知西南交通の足摺岬センター線とほぼ同クラスの狭さということもあって
失神してしまうほどの衝撃はありませんでした(笑)
これから夏草が生い茂るととてつもない事になりそうデスけど…(笑)

五ヶ峠登山口バス停(登山者用の駐車場完備)を通りすぎると下り道になります。

五ヶ峠の狭隘区間2

五ヶ峠の狭隘区間3
このくだり道も狭い!! 狭いうえに路肩に駐車車両がッ!!
遂に“伝説”を目の当たりにするか・・・ッ!?
と思ったら、ギリギリで通れました。残念。ホッとしたけど残念(どっちだ)

峠を降りきる辺りで先ほど分かれたバイパス道路が眼下に見えてくる。
やっと合流して狭隘路も終わりか・・・と思ったらアンタ!(誰がアンタや!?)

角田山周遊登山バス 
バイパス道路と合流できなかったよ(笑)

しばらく狭い道を進み、やっと海と広い道が見えてきた・・・。
やっと合流して狭隘路も終わりか・・・と思ったらアンタ!(誰がアンタや!?)

角田山周遊登山バス 
手前の狭い道の方を右に入っていったよ(笑)

角田山周遊登山バス 
しばらく狭い道を進み、浦浜登山口停留所で登山を終えたハイカーを数人拾う。
散々じらされて、やっと国道402号線と合流。 しばし海岸沿いを快調に飛ばす。
この一帯は海水浴場となっていて、夏の海開きに備えて海の家の屋根で作業をしている人がいる。
途中、クラクションを鳴らして屋根上の人と挨拶するシーンも何度か見られた。
運転士氏と知り合いの方だったのか、こういういかにも地元密着ってな雰囲気は大好きだ。

角田山周遊登山バス 
また、この海岸の道は途中に奇岩や滝などが見られ単純な線形ながら飽きが来ないのが心憎い。

角田岬登山口を通りすぎたあたりでハプニング発生(笑)
途中のバス停(登山口でないので通常は通過)で客が一人乗車意思を示している。
一応停まって乗せたけど、ここは登山バスは停まらないから気をつけるよう告げていた。
どうやらこの客も運転士氏と顔なじみのようでして・・・(笑)
いや〜、これだからローカルバスは大好きだ〜(笑)

角田山周遊登山バス 
途中、角田妙光寺バス停を過ぎた辺りから山沿いの狭い道に“戻る”(笑)
五ヶ峠に比べると見劣りしてしまうけど、それでもカナリの狭隘っぷりでした。
この辺りは対向車もほとんどなく、けっこう快調に走れました。
ループ区間の入口に当たる稲島集落に入る。 この辺りもそれなりに狭いけど
先に五ヶ峠を通ったということもあり、大したことはなかった。慣れは怖い…(笑)
稲島登山口の臨時停留所で登山客を拾い、元来た道を駅までまっしぐら…

駅前で運賃を払って降り、接続するバスの時間を再確認してみると…
どうやらスケジュール通りのバスが来るまで便がないようだ。
つまり、登山バス最終便である第5便を利用する事を前提としたバスに乗る事になる。
休憩中の登山バス運転士氏が、「運賃オマケするから、もう一周行く!?」と誘ってくれている(笑)

ここに残って暇な時間を過ごすか、誘いに乗ってもう一周するか・・・
頭の中に幾つかの選択肢が浮かんだ。 さて、あなたはどれを選びますか?(笑)
いや、選択権なんて存在しませんが(笑)

1.運転士氏の誘いに乗る
2.第5便も乗る
3.最終便も乗る
4.もう一周乗る
5.男は黙ってもう一周ッ!



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