中国・四国・近畿遠征取材報告
>2003年8月9日
(上矢部→[グリーンキャブ]→戸塚駅)

一番バスでは新幹線に余裕で間に合わないので、のっけから反則技(タクシー)を使用(爆)
しかも、前日に送迎予約を入れてまでタクシーを使用する極悪っぷり。
いや、歩いても行けないことはなかったんだけどね〜。

ちなみにグリーンキャブは、長野県の千曲バスを傘下に収めています。
なので、グリーンキャブ所有の観光バスはシカのマーク含めて千曲バスソックリ!
(ちょっぴりウンチクコーナーでした。)


(戸塚駅→[横浜市営地下鉄・あざみ野行き]→新横浜駅)

余裕で初電に間に合った。 ってか、駅のシャッターがまだ閉まっていた(汗)

駅のシャッターが開くところは初めて見た。
待つこと数分、シャッターが開いたので、改札へ向かう。
自動改札にパスネット(SFとーぶカード)を入れたら、いきなりゲートが閉じた(汗)
残額は問題ないので有人改札に行って見てもらったら・・・
どうやら自動改札機がパスネットを受け付ける準備が出来ていなかったらしい(爆)
仕方なくキップを購入・・・。 何だか先が思いやられるなぁ・・・(汗)


(新横浜駅→[ひかり111号・広島行き]→広島駅)

ここから広島までは乗り換えなしなので、退屈しないようGBA版のテイルズオブファンタジアを準備(笑)
ついでに、車内で食べる朝食を駅売店で買い込む。
江戸開府400周年弁当というのが目に留まり購入。あとはお茶も・・・。
待つこと数分、ひかり111号が新横浜駅に滑り込んできた。
使用車両は700系だった。 乗る分には外観は関係ないので無問題。
私はすでに指定席を確保していたので、焦ることなく乗り込む。
座席は3列シートの通路側なので潔く車窓はあきらめる(爆)
車掌氏による検札が終わったのでさっそく弁当を広げる。

な・な・なななななんとッ!!!
こ・ここまでゴージャスな弁当だったとわッ!!
こんな豪華な弁当、小市民である私には激しく不釣り合いデスよお!(笑)
隣の席でサンドイッチを広げている御夫婦もちょっと驚いていました。
顔を見合わせて思わず苦笑い(苦笑)

せっかくなので、まずは大根の煮物をパクッ・・・。

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

うンまぁぁ〜〜〜いッ!!

何デスかッ!? この煮物・・・!!
薄い味付けであるにも関わらず、素材の持ち味が存分に引き立てられていて
こう、何と言うか・・・、日常生活で馴染みの深いはずの大根が神の領域まで昇華するというか、
口の中に大根畑が広がって、その中で可憐な少女が大根を抱きかかえて天使のような微笑みを浮かべるような・・・
まさにそんな味デスッ!!(笑)


次に、小鮒の甘露煮をパックンチョ・・・。

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

ウオオーーッ!! う・・・うまいッ!!!
こんなにうまい鮒の甘露煮・・・これは夢か、幻か・・・。

地図にも記されない深い深い森の奥・・・、
悠久の時の流れによりいつしか魔力を持ち、一度入ったら二度と出られない迷いの森・・・
その奥地に人知れず清らかな七色の水をたたえる小さな泉・・・
そこに1000年に一度現れると言われる伝説の黄金の鮒・・・
それを甘露煮にしたかのような、感動的な味デスッ!!(笑)


次に、・・・をパクッ・・・
アイヤーーーーーッ!!(以下略)


・・・、いや、メチャクチャ誇大表現デス(笑)


あとは、GBA版ファンタジアをやったり
今朝の早起きの分を取り戻したり(要するに居眠り)
まったりと過ごしました(笑)


(広島駅前→[広島電鉄・宇品行き]→本通)

お昼前に広島に到着。今朝横浜に近づきつつあった台風10号は
広島では既に過ぎた後だったので天気は良かったデス。
それよりも、台風を突っ切ったにもかかわらず一分の遅れもなく走った新幹線に感動。

まず、駅前にバスターミナルがあったので早速撮影タイム。
広島駅前のバスターミナルの撮影のしやすさはまずまずと言ったところでした。

広島交通バス
私の親戚と同じ名前が書かれていたので一瞬ビックリしましたが
会社名は広島交通・・・、略して「ひろこう」デス。

広島電鉄バス
特徴的なカラーリングの広島電鉄バス。通称「青バス」
ちなみに行き先はサザエさんの最寄り駅。毎回変形する山手線に乗りかえられ(爆破)

広島バス
「青バス」に対して、広島バスは「赤バス」と呼ばれています。

あらかた撮影したので、次にボンバス(※)のエルガミオを狙うため
広島市街に乗り入れるボンバスの終始点である紙屋町に移動。
(※)正式社名は、エイチ・ディー西広島

せっかく広島に来たのだから、広島電鉄の路面電車を利用する・・・。
路面電車乗り場に滑り込んできたのは、元西日本鉄道(福岡県)の車両で、
ベージュの車体にピンク色の帯を纏ったスマートな印象の渋カッコイイ電車でした。

広島電鉄の路面電車
(※)この写真は紙屋町交差点で、宇品から戻ってくる電車を撮ったものです。

目的地の紙屋町(東)で降りず、もう一つ先の本通電停で下車。
撮影ポイントを探りつつ、歩いて紙屋町交差点に向かうことに。
歩道で待ち伏せていると、さっそく広島駅方面行きの電車が到着。
おおっ?このあたりはクルマが来ないときは撮影しやすいぞッ!!

元大阪市電の車両
元大阪市電の車両。ベージュとえび茶色の塗り分けは当時のままの佇まい

一番の目的はボンバスのエルガミオなので、本通での撮影は早々に切り上げて紙屋町交差点に向かう。
おおっ!? この交差点もなかなか電車の撮影がしやすいぞッ!?
広島県庁側は、宇品から広島駅に向かう電車に限れば、非常に撮影しやすい!!

グリーンムーバー
ヒロシマ名物のグリーンムーバー。
全車ノンステップ(室内床が地面スレスレ)という画期的な電車。
車輪にシャフト(車軸)が通っておらず、偶数号車は宙ぶらりんになっているのがミソ

ぐりーんらいなー
こちらは紙屋町東電停の広島駅側で信号待ちをしている電車。
広電オリジナルの軽快車で、愛称は「ぐりーんらいなー」。
・・・神奈川県の某S鉄バスそっくりな色あい(爆)

芸陽バス
バスの方はと言うと、駅前では見られなかった芸陽バスが来ていました。
カラーは2種類あったけど、片方しか撮れなかった・・・(汗)

そんな調子で交差点で待つこと数分、広島市民球場方面から一台のバスが・・・

ボンバス
ボンバス来たーーーッ!!・・・と思ったら、日野レインボーだった・・・(汗)
方向幕の配色が非常にユニーク。

もしかしたらエルガミオが来るまで長期戦覚悟か・・・と思ったけど
次の便がエルガミオでした(*^-^*)

ボンバスのエルガミオ
ボンバスのエルガミオ。日野レインボーとは正面の塗り分けが違います。


(紙屋町東→[広島電鉄・広島駅行き]→広島駅前)

撮りたいものは撮り終えたので(芸陽バスの別パターンは忘れたまま 笑)
広島駅に戻る前に広島バスターミナルも覗いてみることに。
芸陽バスの定期券売り場でメチャクチャかわいい絵柄のバスカードが
売られていたので、すかさず(σ^-^)σゲッツ!!(笑)

芸陽バス発行
9月14日に開催された広島バスまつりの開催記念バスカード。
バスのマスコットの方は名前募集していたけど、女の子の方は何もなし。
既に名前がついているのか、最初から単なるオマケなのか・・・(爆)
後日、広島電鉄で別バージョンの絵柄も発行されていたことが判明!(ぇぇぇ

路面電車で広島駅まで戻ろうと思ったけど、せっかくなのでグリーンムーバーが来るのを待つことに。

・・・

なかなか来ない・・・(涙)
さっき撮影していたときはけっこう来たのに・・・

グリーンムーバー
せっかくなので、反対方面行きのグリーンムーバーの中間車を接写。
予備知識のない一見さんは、これを路面電車だと理解出来るのだろうか…(笑)

結局、紙屋町東電停で30分待って、ようやくグリーンムーバーに乗れました(汗)
まさかこういうパターンで足止めを食うとは・・・(苦笑)


(広島駅→[快速シティライナー・岡山行き]→新倉敷駅)

次の目的は、新倉敷駅から一週間に一本のみ運行されている
ヤットコ行き
・・・のバスなので、さっそく岡山方面行きの電車に乗り込む。

ちょうどいい塩梅に快速電車がスタンバイしていたので、さっそく乗車。
使用車は113系のリニューアル車(カフェオレ電車)でした。
席は8割埋まっていたので、適当な席に相席させてもらう。

案内放送に耳を傾けると、どうやらこの快速電車は広島駅から駅を4つ通過し、
あとは全ての駅に停車で、ほとんど鈍行と変わらないことが判明・・・(汗)
こういう時こそGBA(笑) 持って来てよかった・・・(笑)

途中の福山駅で、快速サンライナー号に乗り換えられるため、ほとんどの乗客は降車。
サンライナー号に乗り換えたところで、新倉敷到着の時間は2分ほどしか違わないので
私はそのまま鈍行シティライナー号(爆)に引き続き乗車。


(新倉敷駅前→[両備バス・ヤットコ行き]→ヤットコ)

新倉敷駅に到着。新幹線停車駅なので、周辺の交通量が多く撮影は難しいとの予想に反し
思ったよりも長閑な雰囲気の駅前広場でした。

土曜日ということもあると思うが、バスも少なかった。
撮影ポイントを探りつつ広場周辺を散策していると、両備バスが到着した。

パオ経由
珍名バス停“パオ前”を通る系統。事前調査をしていなかったので乗車しないことに・・・。
ちなみにクラレは単なる企業名なので、珍名には認定しません。

バス待機所の位置関係から、周辺ではなくバス乗り場がベストポジションだと判断。
しばらく待つと、見慣れないカラーリングのバスが現れた。

広島電鉄バス
井笠鉄道の日野レインボー。エルガミオも保有する会社なので期待はしたけど・・・(汗)

問題のヤットコ行きバスの時間が刻一刻と迫ってきた頃、
ヤットコ行きのメイン路線“江長十字路”からの戻り便が到着した。
(ヤットコ行きは、江長十字路線の区間便)

バスはしばらく待機所に引っ込んでから乗り場に入ってきた・・・。
方向幕は江長十字路のまま・・・(核爆)

江長十字路・・・
ウオオオオ! 恐れていた事態Lv2(※)が来たか〜ッ!?

(※)恐れていた事態
・Lv1:本数が少ないので、幕を交換する手間のかからないLED表示機が来る
・Lv2:本数が少ないから、幕自体用意されていない
・Lv3:盆ダイヤ適用により運休。

しかし、時間からしてヤットコ便に間違いないはずなので一応バスに乗りこむ。
発車放送も江長十字路線のものが使われていた・・・。 あぅぅ・・・。

発車してしばらく進んだ位置にある信号で停車したところで、
運転士氏が「お客さん、どちらまで行かれます〜?」と声をかけてくれたので、
すかさず「えっと、終点のヤットコまでです〜」と、ヤットコ終点を強調して返答。

すると、「あれ?このバスの終点は江長十字路ですよ〜」と運転士氏。




え?



「あれ? 確か土曜日のこの便はヤットコ止まりのはずなんですけど・・・」と念を押してみる。

と、そこで運行図表を確認する運転士氏・・・





運転士氏「あッ!」




何と! 週一本のみの系統ということもあり、平日と同じつもりだったらしい。

R'「ってことは、ヤットコの行き先表示ってのは・・・?」

運「あぁぁ〜、今変えました〜。」

R'「えぇぇぇぇ〜、 ってことはヤットコの行き先表示はあるんですねッ!?」

R'「あらららら・・・ 実は、その行き先表示を撮影したくてヨコハマから来たんですよ〜」

運「えぇぇぇッ!? あぁ〜〜、 それは悪いことしたな〜(汗)」

・・・ということで、運転士氏のご厚意で、信号待ち中に一時降車し撮影させてもらえました(汗)

ヤットコ方向幕
ウオオオオ! 本当にヤットコ幕は存在したとは〜!!

ホントは、ヤットコ行きの出発放送や、ヤットコ終点放送も録音したかったけど、
いくら運転士氏側のミスだったとしても、そこまでお願いするのは悪い気がしてきたので
次回、2004年のGWに徳島に行くときにリベンジしようと心に誓って今回は我慢。

そんなこんなで運転士氏と仲良くなり、バス停談義に花が咲く(笑)
程なく、終点のヤットコに到着したので、再訪を約束して降車した。

ヤットコ経路表示
降りた後もチャッカリ側面経路表示を撮影(笑)

(宝島寺→[両備バス倉敷駅行き]→倉敷駅前)

次の倉敷駅行きのバスが来るまで時間的に余裕があったので、バス停撮影のあと隣の宝島寺まで歩く。
ちなみに、宝島社刊のVOW7では、ヤットコ停留所の他に宝島寺も掲載されていたので
当サイトのネタにするには弱い気がするけど一応撮影。
宝島寺

あとは、時間通りに来たバスに乗って倉敷駅に移動。駅前の安ホテルで一泊しました。


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